Subject: 一人暮らしを始めましたU Before:200603/06030007.txt ======================================== From: 綾瀬の月宮 HNAME: 紫の上:中宮(ちゅうぐう) Date: 2006/04/09(日) 00:39:30 皆様方、ごきげんよう ご新規でございますね、まことにおめでとうございます。 これからも末永く、サロンが続きますよう祈念申し上げます。 お腹の宮は5ヶ月を過ぎました。 #紫陽の薫様# ご機嫌麗しくお過ごしでしょうか、姫様。 過日は櫻凛の元服にご参列くださいまして、ありがとうございました。 殊友様からいただいた香のおかげで、主上からも厳粛な式となったとお褒めいただいたのですよ。 それからあまりに日をおかずに吉野への出立となってしまい、 姫様や殊友様には、本当にご心配をおかけいたしました。 櫻凛も殊友様ときちんとした話はおろか、挨拶が出来なかったことを、本人も悔やんでいるようでした。 「自分がいつも、茶化していたのが悪かったのもあるんですが…」と反省しつつも、 いずれまた、会うこともあるだろうから、そのときにはまた昔のように、 舞をしたり、囲碁をしたり…遊ぼうと申しておりました。 舞扇には、おそらくそのような意味も込めて歌を詠んだのだと思います。 何しろ、素直に思いを表すのが苦手で…歌に詠むのが限界だったのかもしれませんけれど(笑 おかげさまで櫻凛は吉野についたようで、今は綺羅様の元で、修行に励んでいるそうです。 好きな弓や舞をたしなめないのが少し心残りのようですけれど…(苦笑 そうそう、殊友様はいかがお過ごしでしょうか? 儀式の折にお見上げいたしましたが、匂の宮の名を冠するにふさわしい、 さわやかな、それでいて凛々しく美しい方となっておりました。 もう烏帽子を身につけていてもおかしくないほど。 櫻凛の儀式は親しくさせていただいた方ばかりの、いわば内々の式でしたから、 それほどでもありませんでしたが、もし外から来賓をよんでいたらと思うと、 黄色い声かため息が、そこかしこから聞こえてきそうな…それほどの麗しいお姿でございました。 きっと元服のお話も出てきているのではないかしら…?と思ったりしておりますの。 時折、殊友様がこちらに遊びにいらっしゃるのですが、 それをどちらかでお聞きになった方がいらっしゃるのでしょうね。 お渡りになってくる際に、物陰からちらほらとお顔を出していらっしゃって。 殊友様の香りとその容姿が、もうすでに姫君たちの噂の的となっているようでしたもの。 末尾になりましたが、懐妊をお喜びくださりありがとうございます。 少しお腹が出てきて、薬師からも「今回はずいぶんと安定しておりますね」と、お墨付きをいただきましたの。 少しだけなら動いてもかまわないほどとなりましたし、 今度姫様の局にお茶と香をまたおしえていただこうかしら、と考えております。 ご都合の良い日がありましたら、是非お教え下されませね。 それでは、また後ほど… ======================================== From: 紅葉の霰 HNAME: 明石の君:中宮(ちゅうぐう) Date: 2006/04/09(日) 22:39:58 姫様方、ご機嫌よう。 また新規となりましたね。今後ともこちらのサロンが繁栄しますように。 これからも楽しくお話していきましょうね。 星佳が6歳となりました。 それから昨日寿美礼のお見合いが無事に終わりました。 何とも終始和やかに行われたのですよ。 翔太様のお父君もたいそうこの縁談を喜ばれ、逆に寿美礼は翔太様にはもったいないと何度も申され、主上様の失笑を買っておりましたの。 翔太様はお父君のそのお言葉に大慌てで、 「私は困ります。寿美礼様と相模に下向できなければ、公務に身が入りません。 絶対に私の北の方は寿美礼様以外に考えられません。」と 目に一杯涙をためられて申されるものですから、 主上様が「もうわかった。翔太。そなたがそこまで寿美礼を想っているとは知らなかった。 国司の勤めが滞っては困るからな。」と申されて、早々に婚儀を執り行い、相模に下向することが決まりました。 また詳しく日取りが決まりましたらお知らせいたします。 *綾瀬の月宮様* この度はご懐妊なされましたとのこと、誠におめでとうございます。 櫻凛様が出立され、お寂しく思われていたところのこの慶事。 きっとコウノトリが気を利かせたのですね。 あるいは早速櫻凛様の徳のご加護があったのでしょう。 ちょうど季節の変わり目でもありますので、お体を大切になさってくださいませね。 実家からたくさん苺が届きましたの。 明日の朝、星佳に持って行かせますね。 先日、月宮様から櫻凛様からの贈り物といただいた扇がとてもうれしかったようで、 毎日眺めては寿美礼に「これはお兄さまが私にくださったのよ。」とうれしそうに見せておりますの。 よき贈り物を頂き、誠にありがとうございました。 やっと星佳に笑顔が戻りました。明日は是非宝探しをさせてやってくださいね。 さて、寿美礼も翔太様との話が無事にまとまりました。 婚儀の日取りが決まりましたら、またお知らせいたしますね。 もちろん櫻凛様にも文を送らせていただきたいと思っておりますの。 これから婚儀の支度で忙しくなりそうです。 *紫陽の薫様* ご機嫌よう。先日は素敵な衣をありがとうございました。 私だけでなく寿美礼、星佳にと、お揃いの色味の衣をいただき、三人で喜んだのですよ。 特に星佳は飛び跳ねて喜んで、お稽古にお伺いする時に着て行くんだと本当に楽しみにしておりますの。 薫様が快く星佳のお稽古をお受けくださり、本当に感謝しております。 殊友様の元服も近く、何かとお忙しいでしょうが、その時には私もお手伝いに参りますので、是非星佳を可愛がってくださいませ。 星佳は6歳を迎えました。お稽古を始めるにはよい年頃でございます。お教えいただきますことが身に付き、どんどん伸びればと思っております。 明日午後から、星佳を連れてご挨拶に参りますね。 実家からたくさん苺が届きましたので、お土産にお持ちします。 さて寿美礼でございますが、なんだかトントン拍子に話がまとまりましたの。 主上様は婚儀の日取りは殊友様の元服の儀が終わった後にと仰せでしたの。 これは寿美礼が願い出たことで、婚儀を行えば相模に下向しなければならなくなりますから、何とか殊友様の元服の儀は見届けたいと懇願したようです。 匂の宮と名高い殊友様ですから、香りで趣向を凝らされた儀式、宴を楽しみにしていますね。 ======================================== From: 紫陽の薫 HNAME: 玉鬘:中宮(ちゅうぐう) Date: 2006/04/10(月) 14:45:23 こんにちは。 本日はご報告のみですが・・・ このたび殊友の元服の儀を執り行なわせて頂くこととなりました。 少し急なことではありますが、日取りは12日となっております。 私としては、もう少し子供のまま手元に置いておきたい気も致しますが 先日櫻凛さまが吉野へいらしたこともあり、主上さまは少し心細く思われて いらっしゃるようで・・・ 殊友が少しでもお役に立てるならと、お話しをお受けすることとなりました。 ご多忙のことと思いますが、皆様にご参列頂けたらと思っております。 ======================================== From: 紅葉の霰 HNAME: 明石の君:中宮(ちゅうぐう) Date: 2006/04/10(月) 19:33:50 *紫陽の薫様* この度は殊友様の元服の儀が12日とお決まりになり、 誠におめでとうございます。 薫様も仰っていたように、主上様はかなりお寂しい思いをなされているようでございますね。 土曜日にはこんなにも早くに元服の儀をお決めになることなど 一言も申されておりませんでしたが、 寿美礼も婚儀を挙げれば相模へと下向しますし、 今やはり頼りになされているのは殊友様なのでしょう。 すでにいくつかの書類の代筆なども任されていらっしゃるとか。 当日の烏帽子姿がとても楽しみでございます。 お祝いに殊友様らしく、中国の長安で作られました青磁の香炉、 光の君も愛用なされていると言われる白檀の香をお贈り致しますね。 どうかご笑納下さいませ。 儀式には寿美礼、星佳と共に出席させていただきます。 ======================================== From: 綾瀬の月宮 HNAME: 紫の上:中宮(ちゅうぐう) Date: 2006/04/11(火) 13:30:56 皆様方、ごきげんよう 昨日より蓮静が菊華様と小桃を連れて参内しております。 菊華様と小桃は、しばらくは内裏にて過ごされるということでしたので、 後ほど皆様にご挨拶に伺うと存じますが、何卒よろしくお願いいたしますね。 #紅葉の霰様# ご機嫌麗しくお過ごしでしょうか、姫様。 寿美礼様のお見合い、無事に執り行われましたこと、心よりお慶び申し上げます。 翔太様もきっとご安心なされたことでしょう。 主上が先日お渡りになられたのですが、そのときにお見合いのお話をしていて 「これでまた、姫を一人手放さなければならなくなるな」と少し寂しそうにしておりましたの。 翔太様は噂にたがわず政の能力は随一で、いずれは主上の右腕に…とまで目される御方。 でもいくら頼りになるとはいえ、今まで大切に育てた花を授けるのは、 やはりあまり嬉しくないのでしょうね。 そうそう、寿美礼様のお見合いのこと、早速櫻凛に文を出してみましたの。 今日当たりつくと思うのですが、一度京に戻ってきて欲しいとも伝えておきましたから、 もしかしたらご婚儀に間に合うかもしれませんわ。 日取りなどが分かりましたら、お教え下されませね。 ところで、星佳様はもう6歳におなりとのこと。 手習いも始められて、この間は初めて書いた字を私に見せにこちらに参られたのですよ。 「これでお兄様に、文を送れるかしら」と申されておいででしたので、 櫻凛も喜ぶと思うということを伝えますと、本当に喜ばれて。 もしかしてもう文を送られたかしら?と思っておりますの。 それに宝探しなのですけど、文机や籠の中にこっそりと隠してあって。 星佳様がいらっしゃるのを、心待ちにしているようですわ。 私はお腹のほうも安定しておりまして、いつでもかまいませんので、 星佳様にいつでもいらしてくださいとお伝えいただけますでしょうか。 よろしくお願いいたしますね。 #紫陽の薫様# ご機嫌麗しくお過ごしでしょうか、姫様。 このたびは殊友様の元服の儀、心よりお慶び申し上げます。 明日に控えて、姫様の局もきっと大忙しと存じますので、女房たちを何人かそちらにお手伝いに参らせました。 何かの役に立てて下されれば、と存じます。 櫻凛がいなくなり、主上も少し心細くなっておいでなのでしょうね。 殊友様は老若男女を問わずお優しい方で、その香りと同じく人の心を掴むのも とてもお上手な方でございますもの。 公務においても、その力が如何なく発揮されることを祈っております。 お祝いに、私からは直衣と沈丁花をあしらったお道具箱を、そして遠く吉野から 櫻凛より「殊友様が元服なさったら」という文を添えて、松と檜、それに白梅の香が贈られてきましたので、 どうぞご笑納下されませ。 それでは、式では見苦しい姿となりますが、どうぞご容赦下されませね。